トロン浴についてAbout Spa Thoron
学会発表
「花巻トロン」での実績をもとに、様々な学会での発表を行ってきました。
学会で注目されるほど、花巻トロンは安心・安全の温浴施設ということがご理解頂けると思います。
学会で発表された資料も公開しておりますので、どうぞご覧下さい。
- 2016年10月27~28日
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第49回日本甲状腺外科学会学術集会
:“トロン温浴水の甲状腺未分化癌患者に対する効果”を議題として発表致しました。
※民間企業として初めての参加となります。PDF - 2016年5月19~21日
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『41st WORLD CONGRESS OF ISMH organized by ARB』(ルーマニア)
:“癌患者に対するトロン温浴水の効果”を議題に発表致しました。PDF
- 2016年5月4日、15日
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『第81回 日本温泉気候物理医学会総会』
:“トロン温浴水の癌患者に対する症状改善効果”を議題に発表致しました。PDF
- 2015年9月9日~12日
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『第68回 日本温泉科学会』
:”トロン温浴水の癌患者に対する効果”を議題に発表致しました。PDF
- 2015年6月20日、21日
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『第80回 日本温泉気候物理医学会総会』
:“癌治療におけるトロン温浴水の効能例”を議題に発表致しました。PDF
トロンの効果の医学的根拠・科学的根拠は?
根拠 1. “日本初”のトロン臨床試験
2008年10月に臨床試験を行って、トロンの健康効果を確認しました。日本で初めての試みです。
その結果、様々な医学的効果があることがわかりました。
臨床試験は、岡山大学医学部山岡聖典博士の指導の下に、グループを「健常者」「糖尿病」「高血圧」「リウマチ」のグループにわけ、全体で100名ほどの人たち(有効サンプル76人)を対象に、2週間(1日30分、週5回)、実際にトロン温浴した際に得られたデータから、生活習慣病などに関係する様々な項目が調べられました。結果、トロン温浴が生活習慣病に関わる数値を改善し、免疫機能を向上させることが分かってきました。
根拠 2. 高血圧が改善
高血圧は、脳卒中などの最大の危険因子です。脳卒中などの予防や治療には、血圧のコントロールが不可欠です。血圧には、心臓が血液を押し出すときの高い方の血圧(収縮期血圧)と、心臓が拡張したときの低い方の血圧(拡張期血圧)があります。収縮期血圧130mmHg以上、拡張期血圧85mmHg以上でリスクが高まるといわれています。
トロン浴をする前に比べると、どちらもトロン浴開始1週間後、2週間後と徐々に血圧が低下する傾向があることがわかりました。
根拠 3. 血糖値が改善
血糖値が110mg/dl以上の高い状態が続くと糖尿病のリスクが高まります。糖尿病は放置すると、人工透析が必要になったり、失明することもあるなど、あなどれない病気です。トロン浴を続けると高かった血糖値が下がり、さらにトロン浴を中止しても、しばらくは低いままでした。
根拠
4.
コレステロール値が改善
血液中のコレステロールが220mg/dl以上に増えすぎると、動脈硬化の原因となり、虚血性の心臓病や脳卒中を引き起こす危険性が高まります。
トロン浴を続けると、総コレステロール値が下がる傾向があることがわかりました。
根拠
5.
免疫システムの働きを亢進
免疫システムには、たとえば発生したがん細胞を見つけて攻撃し、増えるのを防ぐ働きがあります。その免疫システムを調べる方法にCon-Aを用いた検査があります。
トロン浴を続けると、免疫システムの働きが高まる傾向にあることがわかりました。
根拠
6.
関節リウマチの進行を抑制
節リウマチは自分の免疫システムに異常を来たし手関節などを破壊し、痛みや腫れを起こす病気です。関節リウマチの早期診断に血液中のMMP-3を調べる検査があります。関節の膜が壊れると現れ、MMP-3の高い(男性121ng/ml以上、女性60ng/ml以上)人ほど、関節破壊の進行が速く、治療が難しくなりがちといわれています。トロン浴を続けると、このMMP-3が下がることがわかりました。